2022/03/22 12:00
こんにちは。
おうちの人(かずえ)です。
私たちが住む八ヶ岳の麓は自然が豊かな場所であり、またご近所の八ヶ岳倶楽部さんが古くから野鳥を呼ぶ努力をされていたおかげもあって、
野生の鳥たちが多く生息しています。
わが家では、ふだんから鳥の餌場や水場、巣箱を用意し〈鳥ウェルカム!〉状態で、
家の周りからはいつも鳥の鳴き声や羽音が心地よく聞こえてきます。
ノロのおさんぽライブを配信している最中にも、鳥の鳴き声がよくしていたので、
記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
春はそんな鳥たちの営巣シーズン。
初々しい小鳥のカップルは、小枝や葉っぱや苔など自然界にあるものを器用に使い、上手に巣作りをします。
ある晴れた日、ウッドデッキに羊毛のラグマットを干していると、シジュウカラがやってきて
一心不乱にその毛をむしり取っているではありませんか!
警戒心の強い野鳥は、いつもなら慎重な行動をとり、人間の視線の先で長居はしません。
ですがこの時ばかりは羊毛むしりに没頭しすぎるあまり、家の中から私たち&ノロがじっと見ていることに気づかない様子でした。
ふとノロに目をやると、いっちょ前におしりふりふり構えの姿勢をとったりするのですが、、、実はこれ、ポーズだけ。
飛びかかるでもなく、そのうち「ま、いっか」と飽きてソファの上に寝そべってしまうのがいつものパターンなのです。
かたや私たちとしては、このままにしてラグが禿げ上がってしまっては困る……と思案して、
「そうだ!ノロをブラッシングした抜け毛があるから、代わりにそれをあげよう」ということに。
天敵の毛であっても巣材になるならお構いなし、ラグの代わりに置いたノロの抜け毛を、これまた必死に集め始めるシジュウカラなのでした。
お役に立ててよかったね、ノロ!
*おうちの人(かずえ)のコラムは、毎月2〈ニャン〉の日と22〈ニャーニャー〉の日の更新です。